ローレライ

観てきました。何気なく観に行ったのですが、今日が初日だったようです。客の入りは座席の1/3で30名くらいでしょうか。
邦画の娯楽作としては水準以上の出来だと思いました。観に行って損はないかと思います。特撮出身の樋口真嗣監督だということもあって、ドラマパートを心配していたのですが演出は意外にもに良かったです。役所広司はじめベテラン俳優陣は良くて当然として、特筆すべきは電気グルーヴのピエール瀧。役にハマっててカッコイイです。
CGはあまりリアル志向ではなくて、バトルをたっぷり見せようという方向性なので、ちょっとゲーム風味です。まあ、お話自体もSFなのでこれはこれで、よいかと思いました。

公式→　http://www.507.jp/index.html

しかし・・・ちょっとシナリオについては、個人的には釈然としないところがありますねえ。一部の登場人物の行動原理が不可解だというか・・・なんかモヤモヤしているなあ。
と、思っていたらどうも原作の内容を端折って表現しているところが多いらしいですね。読んでみてもいいかもなあ、そのうち。

終戦のローレライ フィギュア付きBOXセット 全4巻 (講談社文庫)