虫眼とアニ眼

「バカの壁」の養老孟司氏と宮崎駿監督の対談本。1997年から2001年までの対談が収められています。

虫眼とアニ眼

虫眼とアニ眼


先日読んだ黒澤明監督との対談本(id:SIM:20050308)ではどちらかというと宮崎監督がインタビューする側のだったのですが、この本では対談の名手である養老先生が、宮崎監督から面白い発言を引き出して行く展開です。例えば911同時多発テロに関連して

たとえばあのビルで五万人で金もうけをしているのは異様な世界ではないだろうか、ということは何となく言えない雰囲気が漂っているでしょう。

なんてことをさらっと発言していたりしています。
あと養老天命反転地(行っててみたい!)で有名な荒川修作のコンセプトを元にした理想の町、イーハトーブ町のスケッチもいろんな意味で興味深いです。


もうひとつ宮崎駿本といえばARTIFACT@ハテナ系経由で
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050330#miyazaki
猫と股旅の「宮崎駿の世界―クリエイターズファイル」の書評を読みました。
http://d.hatena.ne.jp/inun/20050317#p2
ハウルの動く城があまり印象に残らなかったこともあり、このムックに何となく食指が動かなかったのですが、俄然興味がわいてきました。面白そうです。