日本美術応援団

赤瀬川原平山下裕二著。日本美術応援団シリーズの第一弾。表紙のコスプレは学ランの応援団員。

日本美術応援団

日本美術応援団


読んだのは日経BP社版だったのですが、現在は筑摩書房から文庫で(表紙のコスプレ著者の背景が富嶽三十六景凱風快晴から神奈川沖浪裏に変わっている)出ているようです。
日本美術応援団 (ちくま文庫)

日本美術応援団 (ちくま文庫)

目次

雪舟が神棚から降りてくる―雪舟
野心ぎらぎら、等伯がのし上がる―長谷川等伯
道楽のリアリティー極まれり―伊藤若冲
エゴン・シーレもまいった写楽の"凄み"―東洲斎写楽
北斎よ、その肺活量の大きさは何なんだ―葛飾北斎
焼きたてクッキーとの対話縄文、恐るべし―縄文土器
テツガクしない石庭の見方―龍安寺の石庭
光琳をガラスケースから解放せよ―尾形光琳
ロマンを吹き飛ばす「乱暴力」―青木繁
「死体」が主人公のインスタレーション―装飾古墳〔ほか〕

うーん・・・伊藤若冲長谷川等伯円空あたりは画集か写真集を見たくなりました。いや、勿論ナマで見られるならみてみたいです。


一応コレで日本美術応援団シリーズを全て読んだことになるのだけれど、刊行された順に読んでいった方が良かったと反省。歴史文化として語られがちな日本美術を美術史の外からの視点で見直すという趣旨のシリーズなので、見る眼が徐々に変化していくあたりも順に読めば楽しめたかも知れないです。
とはいえこのシリーズはどれも面白かったですよ。日本美術と疎遠になっている人ほど楽しめると思います。