キャットストリート1〜3

神尾葉子著。とある出来事から長期の引きこもりにななった、元天才子役の主人公がフリースクールと仲間たちとの出会いをきっかけに再び人間関係を再生させてゆく…というストーリー。人物造形はある意味ありきたりなんですが、物語運びや描写が繊細でどんどん引き込まれました。

キャットストリート (1) (マーガレットコミックス (3847))

キャットストリート (1) (マーガレットコミックス (3847))

キャットストリート (2) (マーガレットコミックス (3848))

キャットストリート (2) (マーガレットコミックス (3848))

キャットストリート (3) (マーガレットコミックス)

キャットストリート (3) (マーガレットコミックス)

完成直前のプログラムを主人公が破壊するシーンはショッキング…コンセントに足を引っ掛けてPCの電源を抜いちゃうんですよ(泣)プロならマメにバックアップをとっておけ…ということですね。少女漫画でこの教訓を読むとは意外。


と、ここまで書いてちょっと気が付きました。主人公の友達のプログラマー、電源を抜かれて半日の仕事が吹っ飛んだという設定なのですが、半日も一度もセーブすることもコンパイルすることもなくコードを書きつづけたのでしょうか。普通はないだろうなあ。
しかもコマを見直したら主人公が電源抜いたのはノートPCですよ。バッテリーをわざわざ抜いているとは・・・?