仰木彬氏 死去

仰木監督時代の近鉄バファローズが好きでした。1985年の阪神優勝というイベントをのぞけば、プロ野球で私が最も肩入れしていたのは仰木監督であったと思います。


仰木監督の野球には誤解を恐れずにいえば「プロレス的」な華やかさがあったように思います。チームの勝敗以上に、選手のキャラクターと人間ドラマが伝わる野球。そこに興奮しました。
プロ野球はただのスポーツではなく観客のいる「プロスポーツ」なのだという意識が、そういう野球を作り上げていたのでしょう。そしてそれは仰木氏が活躍した西鉄ライオンズ黄金時代の野球だったのではないか、と勝手に想像しています。


ご冥福をお祈りします。