プロデューサーズ

スーザン・ストローマン監督。ブロードウェイミュージカルを題材にした1968年のメル・ブルックスのコメディ映画が、2001年にブロードウェイでミュージカル化されて大ヒット、そしてそのミュージカルをまた映画化したのが本作。華やか且つ馬鹿馬鹿しくて、とても楽しめました。


ソニー・ピクチャーズ - プロデューサーズ
http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/


監督は舞台版の演出・振付を手がけた方で初監督作。人選はメル・ブルックスたっての希望だったとか。舞台の面白さをそのまま映画に持ち込む狙いなのかもしれません。実際、往年のミュージカル映画よりも舞台っぽい印象を受けました。


序盤は、その辺りに違和感を感じるのですが、歌とネタにひっぱられて全く気にならなくなり、後半の劇中劇「春の日のヒトラー」(これがまた面白そう!)が始まると、もう完全に劇中世界に持っていかれてしまいました。


あとエンドクレジットの後、最後の最後で御大が出てきますので、ファンの方は席を立たずに待つが吉。