2006-05-26 中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義 本 中島岳志著。R.B.ボースの評伝。非常身に面白く、興味深い本。中村屋にインドカリーを伝えた「カレーの父」が、爆弾テロの過去を持つインド独立の闘士だったということに、驚きました。中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義作者: 中島岳志出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 53回この商品を含むブログ (83件) を見る 1915年日本に亡命したインド独立の闘士ボース。新宿中村屋に身を隠し、極東の地からインド独立を画策する。アジア主義と日本帝国主義の狭間で引き裂かれた懊悩の生涯。「大東亜戦争」の意味とナショナリズムの功罪を描く。