ルーヴル美術館の歴史

ジュヌヴィエーヴ・ブレスク著。高階秀爾監修、遠藤ゆかり訳。先日、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観たので、手に取りました。その名の通りルーヴル美術館のたどった歴史の本です。

ルーヴル美術館の歴史 (「知の再発見」双書)

ルーヴル美術館の歴史 (「知の再発見」双書)

世界最高の美術館として名高いルーヴル美術館。最初は城塞として建てられ、その後フランス王の宮殿となり、幾多の増改築を繰り返しながら現在の美術館となるまでの歩みを、多彩な歴史エピソードと豊富な図版で辿る。

時代時代の為政者が800年以上にも渡って、破壊と改造を繰り返してきたと聞くと、映画の中でジャン・レノが「パリの顔の傷」と言っていたあのピラミッドも、ある意味伝統を引き継いでいるのだなあと、得心しました。