戦国武将の養生訓

山崎光夫著。タイトルからいろいろな戦国武将の健康法の紹介かな?、と想像していたのですが(「家康の薬草健康法!」とか「秀吉の美女と混浴健康法!」とか「信長の大根丸かじり健康法!」とか・・・)微妙に違ってました。戦国時代に多くの武将に重用された医師、曲直瀬道三についての本。「日本医学中興の祖」とされる名医だそうです。

戦国武将の養生訓 (新潮新書)

戦国武将の養生訓 (新潮新書)

3章構成で、1章は曲直瀬道三の生涯について、2章は道三が健康法をわかりやすく歌にした『養生誹諧』と現代語訳、3章が道三による房中術『黄素妙論』と現代語訳、となっています。やはり房中術が色んな意味で興味深いです。