デスノート - こうせい日誌

金子修介監督。初日だったせいか、レイトショーの割には人が入っていました。決してゴージャスな作りではないのですが、ストーリーの面白いところをコンパクトにまとめていて、楽しめました。映画版ならではのアレンジも、それなりにうまく行っていると思います。

DEATH NOTE -デスノート-
http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/

漫画に似てる度だけでいうと、松山ケンイチ演じるＬと、藤村俊二のワタリが漫画のイメージのまんまですね。逆に主人公の藤原竜也含めて他のキャラは、漫画のキャラを実写映像化しているのではなく、役者や映画のリアリティに合わせて再設定されていました。漫画原作をうまくバランスをとって「映画化」していると言って良いと思います。

漫画のリアリティをそのまま映画の文法に持ち込むのもキライではないのですが、少年漫画や劇画が原作だと、どうも映画がキッチュなモノになりがち･･･という印象があるんですよねえ。