UDON

本広克行監督。昨年の「 サマータイムマシン・ブルース 」に続き、とても楽しませてもらいました。映画の中盤(松井製麺所の「書き込み」のシーンあたり)から涙腺が緩んで、ベタだと知りつつ泣いてしまいました。


映画UDON公式サイト
http://www.udon.vc/movie/index.html


「サマー・・・」は小劇団的な面白さだったのですが、「UDON」はもう少しフジテレビ臭の強いつくりになっています。しばしば、それは作品の欠点のように語られてしまうわけですが、むしろ・・・そうした軽さや商業主義的な仕掛けをうまく使って、個人的とも思えるテーマの映画を作り上げた本広監督の手腕は、もっと評価されても良いように思うのです。なかなか出来ないことだと思うんですよ、それって。