喪失と獲得

ニコラス・ハンフリー(Nicholas Humphrey)著、垂水雄二訳。進化心理学者による科学エッセイ集。非常に興味深い。ほかの著書も読んでみようと思います。

喪失と獲得―進化心理学から見た心と体

喪失と獲得―進化心理学から見た心と体

リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」仮説誕生から30年。人の体のさまざまな特質のみならず、心の特性を「進化論の眼」で探る学問分野、進化心理学が発展した。本書は、イギリスを代表する進化心理学者による思索の結晶。言語と意識の誕生、憎悪心と宗教心、服従心理、病気と自然治癒力などに、示唆に富む考察をめぐらす。