ジャンパー ★★★

ダグ・リーマン監督。ある日テレポート能力を得た少年、やりたい放題で楽しく暮らしていたが、能力を持つ人間を抹殺しようとする組織に見つかってしまう・・・そして戦いが始まった、てなお話。ドラマ描写は軽いタッチで、ストーリーもテレビドラマ第1話みたいな感じで基本設定を説明して終わってしまいます。が、この映画の面白さは万能感全開のテレポート描写に尽きるので、全く気にならず楽しめました。


映画「ジャンパー」公式サイト
http://movies.foxjapan.com/jumper/


敵の組織”パラディン”の猛者ローランド役がサミュエル・L・ジャクソンってのがいいです。説教しつつ対ジャンパー用の武器で主人公を追い詰めるキャラクターが、彼の個性にぴったり。この配役でかなり救われている気がします。
あと、主人公ヘイデン・クリステンセンの母役がダイアン・レインでした。彼女と私は実は同い年なんですが、いつまでも頭の中に若い時に繰り返し見た映画「ストリート・オブ・ファイアー」のイメージが残っているんでしょうね。「ジャンパー」を観ているときには全く彼女とは気付かなかったです。