2018年 映画ベストテン

2018年は劇場鑑賞51作品中の10作となります。

1.ザ・プレデター
娯楽映画の楽しさがあふれ出している傑作!何度でも見たくなる!
オープニングのタイトルが出るところからして、もう好き。
子供が異世界へ触れてしまうSFジュブナイルであり・・・カラッとしてて暴力的なヒーローが出てくる80年代風アクション映画でもあり・・・個性的な面々が難題に挑む「チームもの」でもあり・・・強い女性が大活躍する(そして誰とも恋仲にならない!)映画でもある!
要するに私の好きな要素がてんこ盛りの映画なのです。
手垢がつきまっくたシリーズものを手際よく料理しているのが、第1作目の「プレデター」で序盤に殺される兵士役だったシェーン・ブラック監督というのも運命的。
ザ・プレデター (吹替版)


2.勝手にふるえてろ
これも大好きな映画。伊藤聡さんの同人誌を買ってしまったほど。
自意識と葛藤する主人公の行動は終始痛々しくて、見てるこっちも身悶えしてしまうのですが、見終わると不思議とこの映画世界全体が愛らしく思えてくるのが素晴らしい。大九明子監督の丁寧で周到な演出と、松岡茉優はじめ役者陣の演技に魅了されました。
勝手にふるえてろ


3.レディ・プレイヤー1
VRワールドとレトロゲームが交錯する、大好きな原作小説をスピルバーグが映画化!
映画では、最新CG技術と、「E.T.」「グーニーズ」ライクな80年代少年冒険もの、世界中のキャラクター版権w、そしてキューブリック世界までもが交錯する!楽しい映画でした。
レディ・プレイヤー1(字幕版)


4.劇場版 若おかみは小学生!
図書館でみて名前だけは知っていた児童小説の映画化。傑作。
こんな半笑いになるタイトルで、こんなに泣かされるとは!
最初は全くスルーしていたのですが、プレデターさんが見るきっかけを作ってくれました。


劇場版 若おかみは小学生!Blu-rayスタンダード・エディション



5.ちはやふる ー結びー
競技かるたを題材にした青春映画。上の句、下の句との三部作完結編。
群像劇を演じる若い出演者たちが皆とにかく魅力的。野村周平賀来賢人に泣かされるとは!
ちはやふる-結び- (レンタル版)


6.ペンギン・ハイウェイ
短編アニメ「フミコの告白」を観たのは何年前だったかな?その作者、石田祐康監督の長編デビュー作。森見登美彦の小説原作。
子供が世界(おねえさんとおっぱい含む)に出会う感動と、大人に向かっていくことのビターさが、気持ちいアニメーションでつづられていて、すごくよかった!
あ、そうそう福山雅治主演、ジョン・ウー監督の珍作「マンハント」に続いて今年二作目の近鉄映画でもあります。生駒市がモデルの新興住宅地の雰囲気もイイ。
ペンギン・ハイウェイ Blu-ray スタンダードエディション


7.ボヘミアン・ラプソディ
クイーンには思い入れもなければ、詳しくもないのに、この感動は何だろう!
鑑賞後さっそくクイーンのベスト盤を聞きはじめる、このミーハーぶりはなんだろう!
IMAXで大音量で見たのもよかった。
ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)


8.カメラを止めるな!
映画作りの楽しさが伝わってくるのがうれしい。
おばちゃんPと酔っ払い俳優のキャラクターが好き。
カメラを止めるな!


9.パディントン
笑わされて、泣かされて、イギリスっぽい皮肉と毒気もちょっぴ楽しめる。
出ている役者も演技派ばかりでめちゃめちゃ完成度の高い作品。ウェルメイドってこういうことをいうのかな。もちろんパディントンかわいいです。
パディントン2(吹替版)


10.仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER
平成ライダーは1/3も見ていないけど、この映画はしっかり楽しめた!そして泣かされた!
ライダー世界にフィクションの存在意義という普遍的なテーマを持ち込みつつ、理屈じゃないエモーションに訴えかけてくる良い脚本。たぶん放送中のライダーを見ていなくても楽しめるはず!
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER オリジナル サウンドトラック