クレージーキャッツ 無責任ボックス

クレージーの映画、待望のDVD化が始まるようですね。私、テレビ放映を録画したテープを紛失して以来ずっと観ていなかったのでクレージー映画には相当飢えている状態です。近所のレンタルビデオにも置いてないし。うーん観たい、欲しい・・・でも結構高いなあ。

高度成長に浮かれるハッスル日本を、爆笑の渦に巻き込んだ“クレージーキャッツ”。
唄とギャグ満載の人気シリーズがついに初回限定生産・DVD−BOXで登場。
「ニッポン無責任野郎」「ニッポン無責任時代」「クレージー作戦 くたばれ!無責任」の人気3作品に加え、
クレージー映画全17作品から選りすぐりのコントとヒット曲(30曲)を収録した「クレージーキャッツデラックス」を加えた4枚組。

「ニッポン無責任時代」は1962年の古沢憲吾作品で東宝クレージー映画の第1作。コレはテレビやビデオで繰り返し観みましたねえ。面白いです。無責任男という破天荒かつ憎めないキャラクターを創り出した記念碑的作品です。植木等の役名は平均(たいら・ひとし)。


「ニッポン無責任野郎」も1962年の(!)古沢憲吾作品でシリーズ第2作。クレージー映画の最高傑作と押す人も多い作品。植木等の役名は源等(みなもと・ひとし)。
記憶が定かでないのだけれど多分観てると思います。記憶が定かでないのは私の場合いつものことなんですが、言い訳するとこの頃のプログラムピクチャーは基本プロットやストーリーが「同じ」まま作られるのが普通だったんですよ。だからシリーズモノをすぐ混同しちゃうんです。若大将シリーズなんかもそうなんですが。まあ、当時の感覚では別に手を抜いているとかではなくて「そういうもの」だったんだと思います、多分。


「クレージー作戦 くたばれ!無責任」は1963年の坪島孝監督作品。コレは無責任男ではなくて、ハッスル・コーラを作る会社の社員全員(クレージーメンバー全員)が主人公のお話。演出も勢いで押す古沢作品とは違うテイストです。でもこれも面白かったなあ。植木等の役名は田中太郎。


ところで正規の表記は「クレージーキャッツ」だとばかり思っていましたが「クレイジーキャッツ」「クレイジー・キャッツ」など商品紹介などでもゆらぎがあるようです。映画は「クレージー」と表記されているのでキーワードを作りました。


参考マデ>ハナ肇とクレージーキャッツ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%84