2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ケンタロウの韓国食堂

小林ケンタロウ著。韓国で見て聞いて食べた料理のレポートが半分、レシピが半分といった感じです。激しく食欲をそそる料理の写真が強力で「よだれ本」認定。特にソウルの市場はそそります。ケンタロウの韓国食堂作者: 小林ケンタロウ出版社/メーカー: 文化出…

忘れてた

この日記、2月9日で2周年でした。思えば1周年の時も記念日を間違えてたっけ。進歩が無いなあ・・・。

県庁の星

西谷弘監督。テイストはちょっと違いますが「踊る大捜査線」とも一脈通じる、サラリーマンもの。主演、織田裕二の役どころは「踊る」の青島と室井を足してにで割った感じですね。組織の矛盾を内側から改革していこうという姿勢を、ポジティブに描いているの…

正直しんどい?

トリノオリンピック、フィギュアスケート女子で荒川静香が金メダルを獲得して盛り上がっているみたいですね。そのフィギュアスケートで銅メダルとなったイリーナ・スルツカヤ(Ирина Слуцкая)のインタビューを読んだのですが 「この4年はしんどかった。将…

科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる

戸田山和久著。なんとなく「科学と哲学の冒険」だと思っていたのですが、そうではなくて「科学を哲学する」学問「科学哲学」について書かれた入門書。先生と学生2人が対話する(学生の名前はテツオとリカ!)形で構成されているので、読みやすく、とても興味…

議論の難しさ

以前、進化心理学の本(といっても入門書ですが)で、ヒトの論理的思考力は社会生活に適応して発達してきた、という説を読みました。 群れのなかでうまく立ち回ることが、子孫を残せるかどうかの大事なポイントだったというのです。ということは人間の思考力…

生活を変えた「未知の」食べ物たち

宿題だった食べ物の謎(私にとっての謎ってだけですけど)を調べてみました。レシピや画像はそれなりにヒットするのですが、それだけでは面白くないので出来るだけ食べた感想などが書かれているブログを探してみました。 ・エッグ・ベネディクトオペラ歌手の…

お茶漬けの味100

松田美智子著。お茶漬けのみで100のレシピを収録。写真は茶漬けだけにサラッとノーマルで「よだれ本」認定まではいかないんですが、ここまでよくバリエーションを考えたなあと感心してしまいました。お茶漬けの味100作者: 松田美智子出版社/メーカー: 河出書…

ミュンヘン

スティーブン・スピルバーグ監督。テロに対するテロの報復という悲惨極まりない物語なのですが、殺すにしろ殺されるにしろ、この映画の登場人物にはどこかしらマヌケな雰囲気が漂っています。そこに人間的なリアリティが感じられて面白かったです。 映画『ミ…

生活を変えた食べ物たち

シャーロット・F. ジョーンズ、ジョン・オブライエン(イラスト)著。左京久代訳。原題、Eat Your Words。 食べ物の名前の由来などのトリビアを集めた雑学本・・・と書くと楽しそうなんですが、私には楽しめませんでした。生活を変えた食べ物たち作者: シャーロ…

ダンボールハウス

長嶋千聡著。路上生活者の住まいを建築という視点で調査したレポート。とても面白い本です。徹底したフィールドワーク(3年間住人と交流を続け聞き取り調査しています)と、過度に面白がらないバランスの取れた視点に好感が持てました。スケッチにも味があり…

神経を逆なでする3か条

神経を逆なでする言動について・・・ 1.運命を貶される 自分が好きでやってることなら開き直る余裕もあるのですが、意思による選択が不可能なこと、どうにもならないことを貶されるとムカッしますよね。身体的特徴とか家族や住んでる場所とか。「お前の母ちゃ…

トンデモUFO入門

山本弘、皆神龍太郎、志水一夫。UFOどっぷり世代の3人による懐かしきUFO談義という趣の対談集。盛り上がらなくなったUFO業界(?)についての話題が多かったりするせいか、ちょっとさびしげな印象です。トンデモUFO入門作者: 山本弘,皆神龍太郎,志水一夫出版…

オリバー・ツイスト

ロマン・ポランスキー監督。ディケンズの原作もそうなのですが、社会や人間に対する洞察には感心させられます。やたらと「感動作」として宣伝されてますが(最近多いなあこういう宣伝)安直なお涙頂戴ではなくて、よく出来た考えさせられる映画です。楽しめ…

バーンと、うれしいおやつ

小林ケンタロウ著。おやつのレシピ集。美味そうなんですけど、お菓子は作るのに勇気がいるなあ。何というか誤魔化しがきかない気がします。メインディッシュは少々まずくても、それしかなければ食べてもらえる気がするんでが、おやつは失敗するとだれも手を…

伊福部昭氏 死去

2月9日の朝、新幹線に乗って東京へ向かう途中にこのニュースを知りました。偶然にも私は伊福部氏の曲を聴きつつ車内で眠り、目覚めたときに電光掲示板に表示されていたのが氏の訃報でした。2006年になってからもまだ創作を続けているらしいとの情報があった…

ケンタロウ鍋

ケンタロウ著。シンプルな鍋物のレシピ集。ちょっと変わったものから定番まで、簡潔なレシピと美味しそうな写真で構成されてます。読みやすいです。美大出だけあってケンタロウの本は写真がどれもいいですね。ケンタロウ鍋作者: ケンタロウ出版社/メーカー: …

本日締め切りなんですね

近藤本と梅田本欲しい!

ビッグX

手塚治虫著。書影は秋田書店の単行本ですが、実際読んだのはホーム社発行集英社発売の手塚治虫名作集。手塚版変身巨大ヒーローですね、流石に安心感のある面白さです。薬物で巨大化して無敵になるって設定は現在ではなかなか企画が通らないかもなあ。 第二次…

単騎、千里を走る。

チャン・イーモウ監督。(日本編監督は降旗康男)日曜の昼に観たのですが3分の1くらい入りで、そのほとんどはご高齢の方のカップル(あるいは親子かも・・・)。あまり芳しくない前評判を聞いていったのですが意外と楽しめました。 確かにチャン・イーモウの映…

ニッポンのごあいさつ絵葉書―明治・大正・昭和

林宏樹編。普通にかわいらしいデザインの年賀状という印象。今でも使える感じなので、驚きとかはちょっと少なめです。ニッポンのごあいさつ絵葉書―明治・大正・昭和作者: 林宏樹出版社/メーカー: グラフィック社発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 1人 ク…

図説 小松崎茂ワールド

根本圭助著。まず膨大な仕事量に圧倒されます。この本で紹介されているだけでも凄い量なんですが、自宅の火災でスケッチなどは焼失したとのことですから、生涯にどのくらいの絵を描いたのかホント想像を絶しますね。小松崎茂っぽくない普通のスケッチなんか…

貴道裕子のぽちぶくろ 伝えたい日本の美しいもの

貴道裕子編。眺めて楽しい本です。「ぽちぶくろ」という言葉自体かなり最近まで知らなくて、細君がお年玉の袋のことをそう呼ぶのを聞いて初めて意識しました。なんとなく語感が可愛いですよね。ぽちぶくろ。 この本で取り上げられているのはお年玉ではなくて…

青春バトン

maguritさんから受け取った「青春バトン」の回答です。 Q1:小・中・高の中で、1番思い出深い時期は? 高校ですね。小学校時代はまるで思い出せないし、中学校も記憶が結構あやふや、高校が一番思い出せることが多いので・・・。 Q2:初恋のあの人に一言 一言といわ…