ミュンヘン

スティーブン・スピルバーグ監督。テロに対するテロの報復という悲惨極まりない物語なのですが、殺すにしろ殺されるにしろ、この映画の登場人物にはどこかしらマヌケな雰囲気が漂っています。そこに人間的なリアリティが感じられて面白かったです。


映画『ミュンヘン』公式サイト
http://munich.jp/


この映画「実際にあった悲惨なお話です」で始まりますが、映画を見ている間は「でも、コレは映画なんだよ」と語りかけられている感じで、それほど陰惨な気分にはなりません。しかしですね、ラストシーンを見たあとには「映画より、現実はもっと絶望的でもっと怖いんだ」ってメッセージが残っちゃうんですよ・・・ある意味とても恐ろしい構成だと思いました。


www.mossad.gov.il (トップページが妙にカッコいいモサド公式)
http://www.mossad.gov.il/Mohr


WOWWOWでやっていた「ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実」も録画してあるのでそのうち見たいです。