2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

余命三カ月のラブレター

鈴木ヒロミツ著。昨年末に会社の同僚が亡くなるという出来事がありまして、さほど親しい方ではなかったのですが(いや、だからこそ…かな)年齢が近いこともあり、他人事ではないなと言う感を強く持ちました。 この本は肝細胞がんでなくなった鈴木ヒロミツさ…

シネマの京都をたどる

蔵田敏明著。映画をネタにした京都観光案内かと思ったら、京都に縁の深い映画人のインタビューや、スター行きつけの店で聞く勝新や裕次郎のエピソードなど、意外と楽しめる内容でした。「仁義なき戦い」シリーズのロケシーンは、ほとんど京都で撮影している…

国産ロケットはなぜ墜ちるのか

松浦晋也著。日本の宇宙開発の問題点を指摘した本。興味深かったです。長期的なビジョンの欠落、アメリカ追従、天下り重視で現場にしわ寄せなどなど・・・まあ宇宙開発に限らないかもしれないですね。縮図って感じがしました。国産ロケットはなぜ墜ちるのか…

The Foley Room / Amon Tobin

Ninja Tuneのアーティスト、アモン・トビンのアルバム。生録したエンジン音や動物の声から、クロノスカルテットの演奏までを素材に、複雑にコラージュして練り上げた音楽が面白いです。The Foley Room [CD+DVD] (ZENCD121)アーティスト: Amon Tobin出版社/メ…

喪失と獲得

ニコラス・ハンフリー(Nicholas Humphrey)著、垂水雄二訳。進化心理学者による科学エッセイ集。非常に興味深い。ほかの著書も読んでみようと思います。喪失と獲得―進化心理学から見た心と体作者: ニコラスハンフリー,Nicholas Humphrey,垂水雄二出版社/メ…

小川軒の洋風料理―OGAWAKEN Since 1905

小川忠貞著。縁の無い名店のレシピ集。食べたことが無いので、今ひとつありがたみがないです。小川軒の洋風料理―OGAWAKEN Since 1905作者: 小川忠貞出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 2005/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を…

ごはんのしあわせ

ケンタロウ著。特別でない普段の食事のレシピ集(母、カツ代さん。最近読んだケンタロウの本の中では、実用性が非常に高く、見て楽しいよだれ本としてもうれしい一冊。普段のご飯なので、どのメニューも味が思い浮かんでお腹が空いてきます。ごはんのしあわ…

図説 世界古地図コレクション

三好唯義編。地図に見る日本人の世界観の変遷が興味深いです。西洋から世界地図が伝わるまでは、世界地図らしきものは仏教の世界観を地図にした天竺之図だったそうです。図説 世界古地図コレクション (ふくろうの本)作者: 三好唯義出版社/メーカー: 河出書房…

グランパシフィコ航海記

東京大学海洋研究所編。JAMSTECという海洋調査を行う団体の学術研究船「白鳳丸」が、太平洋を調査航海する写真集。海の生物の写真が楽しいです。それにしても、東京湾から深海の熱水噴出孔まで、いろいろなところ一度の航海で調査するのにはビックリ。グラン…

返却期限

図書館の本の返却期限が来たのできたので迫ったのに、半端な読みかけが5冊。あわてて残りを読んで返却。

AVP2 エイリアンズ VS. プレデター ★★

コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス監督。お祭りスペシャル企画「エイリアンVS.プレデター」の続編。前作よりはかなりホラー映画よりで、登場人物が容赦なく殺されていきます。まあ潔いといえば潔いのですが、そのせいかドラマ性がかなり希薄になっち…

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

トム・ケリー(Tom Kelley)、ジョナサン・リットマン(Jonathan Littman)著。鈴木主税、秀岡尚子訳。数々の斬新な製品に関わっているデザイン会社IDEOのノウハウ本。普段、生活や仕事の役に立つ本など読んだことがない私ですが、この本は楽しく、興味深く…

魍魎の匣 ★★

原田眞人監督。京極夏彦の原作は、おどろおどろしくグロテスクな印象が強かったのですが、映画はかなりコミカルに演出されていて、軽い印象。ダイジェスト映画としては、それなりに楽しめました。 魍魎の匣【もうりょうのはこ】 http://www.mouryou.jp/ しか…

冗談新選組

みなもと太郎著。みなもと太郎の漫画をちゃんと読んだのは初めて。NHK大河ドラマ「新選組!」とのタイアップで出版されたせいか、表題は「冗談新選組」ですが、収録量と内容で「仁義なき忠臣蔵」の方がメインです。赤穂浪士が討ち入りにまでいたったのは、戦…

高山神社

高山神社へ年越し参り。岐阜県高山市…ではなく三重県津市にある神社で「こうざんじんじゃ」と読みます。戦国武将の藤堂高虎を祀っている、街中のこじんまりとした神社です。 なぜ、この神社に出かけたかというと、年越しにあわせて蕎麦が振舞われるという、…