異星人からの通信ではなかった

うーん、残念でしたね。

「残念だが、新しく報告することは何もない」とSETI@HomeのディレクターDavid Andersonは述べている。

ジョディ・フォスターの映画「コンタクト」では受信したデータが、宇宙人との通信装置の設計図で、ついに宇宙人との交信に成功するというストーリーでしたが、大昔のSF映画で似たような話があったような気がします。
「宇宙水爆戦」だったでしょうか?科学者のところに、謎の部品と設計図が送られてくるのです。(学研の科学の付録みたいなの)科学者がそれを組み立てると、宇宙人との交信装置が完成。交信に成功すると、宇宙人に連れ去られてしまう(!)設計図は宇宙人が人間の知性を試すテストだったのだ・・・というストーリーでした・・・だったと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2456
おや?ここのあらすじには、そんなこと書いてないですねえ。やはりうろ覚えだったのか、ほかの映画と混同しているのかなあ。

漱石の疼痛、カントの激痛

漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝 (講談社現代新書)

漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝 (講談社現代新書)

横田敏勝著。講談社現代新書。非常に痛い本です、読んでるとあちこち痛くなってきます。表紙に「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝とあるように、病状別に歴史上の偉人たちがどんな痛み(精神的なものではなく生理的な痛み)を感じていたか書いてあります。以下目次です。
プロローグ 痛みとは何か
第1話 頭痛
第2話 肩凝り
第3話 歯の痛み
第4話 痔の痛み
第5話 産みの苦しみ
第6話 痛風
第7話 腰痛
第8話 リウマチ
第9話 四肢切断と幻の痛み
第10話 癌の痛み
エピローグ 痛みを愛するか、死を望むか

味わったことの無いのは、産みの苦しみ(これは味わいようが無い)痛風、リウマチ、四肢切断、癌の痛み・・・ですか。やはり癌の痛みは想像を絶するものようで、読んで想像するだけで辛かったです。