中島らもさん死去

正直まだ実感がないです。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0727/002.html
十数年前に一度だけ間近でらもさんを見たことがあります。応援していた知人のバンドが出演しているライブイベントに、らもさんのバンドも出ていて、その控え室でだったと思います。会釈くらいはしたかもしれません。あのテレビで見るらもさんとまったく変わらないイメージ通りの方でした。
80年代の中盤に田舎から大阪へ出た私にとって、中島らもさんは関西サブカルチャーの中心人物であり、案内役であり・・・ああ、考えがまとまらないなあ。リリパット・アーミーも何度か見たし、テレビのなげやり倶楽部も思い出すし、昔の宝島とか、プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)とか・・・とりとめもなく思い出すばっかりで、やっぱり、今日はまとまらないですね。ご冥福をお祈り・・・とか書くことすらすっきりしないのです。

お父さんのバックドロップ (集英社文庫)

お父さんのバックドロップ (集英社文庫)

作家・中島らもについては、実はほとんど知りません。読んだのもこの本だけです。ちょうどらもさんが著作中心になっていった時期と、私が就職して仕事が忙しくなりサブカル的なものと、距離ができてしまった時期が重なってしまったのです。その後、いつか読もうと先送りして来たのですが・・・。