ゴジラ FINAL WARS オリジナル・サウンドトラック

つい買ってしまいました。

音がチープです。キース・エマーソンの曲も、北村龍平監督のバンド仲間、森野宣彦、矢野大介の曲も、みんな「安い」感じです。音楽的に重厚であるとか、質が高いとかそういう感じは全く無いです。自宅録音で作った自主映画のBGMのような感触。


エマーソン目当ての方、EL&Pではなくて「幻魔大戦」のエマーソンですからご注意を・・・。未使用音楽として収録されている、伊福部昭のカバーにいたっては、なんかは昔に流行った「シンセサイザー・ファンタジー」シリーズを彷彿とさせる脱力系のモノだったりします。


とまあ貶しているみたいですが、私的にはこの「安さ」は、映画にはマッチしているものなので、大いに「アリ」なんです。聴いてるうちにだんだん気持ちよくなってくるし。
まあ、ノリ的にはジョン・カーペンターが自分の映画に音楽をつけてるみたいなもんですね。