炎のメモリアル

キングダム・オブ・ヘブン」を観ようかと思っていたのですが寝坊をして間に合わず、ホアキン・フェニックス主演の消防士映画「炎のメモリアル」を鑑賞しました。
ストレートなドラマ、迫力あるスペクタクルシーン、実力派スター・・・と、ある意味ハリウッドらしい映画なんですが、不思議なことに「あざとさ」が余り感じらず、どちらかというと学校の上映会で映画を観たような印象です。しかも素直に目頭が熱くなる・・・良作だと感じました。


公式サイト
http://www.honoo.jp/


実は予告編や宣伝を観たとき、9.11同時多発テロと絡めて自己犠牲について声高に叫ぶ映画なのか・・・と思ってちょっとうんざりしていたのです。
でも実際に観てみると、家族と仕事そして自己犠牲について、かなり普遍的なメッセージとして淡々と描いています。政治的なメッセージを出来るだけ薄くしようという制作者の意図も感じられます。
ボルチモアメリーランド州)という、ハリウッド映画ではあまりなじみのない都市が舞台になっているのも、そうした印象を受ける一因かもしれません。ニューヨークやロサンゼルスだと・・・もう少し色んな意味や記号がまとわりついてくるのでしょうね。


ボルチモア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A2%E3%82%A2


メリーランド州 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B7%9E