惑星大怪獣ネガドンまもなく公開

以前から心待ちにしていた映画「惑星大怪獣ネガドン」が完成したそうで、まもなく公開されるようです。フルCGアニメで昭和の特撮怪獣映画テイストを追求している作品で、その素晴らしさはとにかく予告編を観てください。下記の公式サイトで公開されています。


自主制作CG映画『惑星大怪獣ネガドン』情報
http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.html

昭和百年(西暦2025年)を迎えた近未来。世界人口は100億を超え、国際規模の宇宙開発事業【火星テラフォーミング計画】が行われていた。
そんなある日、火星から帰還途中だった宇宙貨物船【いざなみ】が日本に墜落。 積載されていた怪獣ネガドンが目覚めてしまう! 破壊本能しかない冷血凶悪な殺戮型宇宙怪獣、ネガドン。人類はヤツを倒すことができるのか!?
絶望的な状況の下、一人の中年男・楢崎龍一(ならさきりゅういち)が立ち上がる。 彼こそは10年前に実験中の事故で娘を失った伝説のロボット工学の権威だった。亡き娘との約束、そして科学と人類の未来を守るため、未完の人間型汎用歩行重機(ロボット)【MI-6(ミロク)二号機】で出撃する楢崎。かくして、楢崎とネガドンの天地をも揺るがす壮絶な死闘がはじまる!!

個人的には冒頭の「昭和百年」にもうしびれてしまいました。怪獣と戦っているのが74式戦車とF-104スターファイターなのもイイですね。

茶化すとかパロディ化するとか、そういう不純な気持ちは毛頭ありません。(意外と誤解されているみたいでツラいのですが…)
また、決して古いものを無意味にありがたがったり、ファッションとしてカッコイイと言っているわけでもありません。
美しいものを素直に美しいと認め、カッコよさに純粋に憧れ、重厚な画面から溢れ出る表現魂に真摯に敬意を抱くのです。

これは粟津順監督がこの映画のポスターについて制作日誌で語っている部分なんですが、おそらくはこの映画そのものについて同様に考えておられることでしょう。なんかこの真正面から取り組んでいる感じが画面からほとばしり出ているような気がします。


あと残念な点がひとつありまして・・・関西での公開予定がまだないのです・・・早く観たいなあ。