佐川急便とかアマゾン・ドット・コムとかバイトとか

興味深いエントリを読みました。佐川急便のアルバイト体験談です。

連日働くとともに、よくもこんなにハードな仕事を続けることができるなと思うのだが、ほとんどのバイトが週6出勤で数ヶ月〜数年、中には10年も継続してやっているというのに驚く。しかし逆をいえば、大多数の人が初日、1週間でやめてしまうようだ。だから、残っている人を基準にして考えると、自分がダメな人間のように思えてしまうのだが、実際にはそういう人たちは連日のハードな勤務を耐え、かなり鍛錬を積んでいるので、まったく労働の体感が違うのである。

確かに仕事場で見かける佐川急便の人といえばすごく健康で頑丈そうな人というイメージがありますね。なるほど、あの人たちはこの過酷な淘汰圧の中を生き残ってきた人たちということか。過酷なバイトといえば、未だ読む機会を逃しているこの本のことを思い出しました。

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

私、最近ホントにアマゾンをよく利用しているんです。今年は一般書店で買った本よりもアマゾンで買った本が多くなってますし、CDやDVDからパソコンまでアマゾンで買いました。この本だって書影をクリックするだけですぐに買えます。しかも1500円以上なら送料は無料ですから、買い物に行く交通費なんかを考えればとても安くて便利なサービスなんですよね。そのサービスを支えている現場に潜入したルポとのことで、興味があります。

時給900円のアルバイトたちは広大なスペースを走り回り、指示された本を探し出して抜き出す。ノルマは「1分3冊」。毎月、個人の作業データを基にした成績表が作られ、成績が良くないアルバイトは2カ月ごとの契約更新時に契約が打ち切られる。厳しいノルマとコンピューターの監視によって、アルバイトたちが一瞬たりとも気を抜くことがないよう、管理しているのである。

で、そんなアマゾンの荷物をウチへ運んでくるのは、ほとんどの場合佐川急便だったりするわけです・・・むう。