皇国の守護者 1〜3

伊藤悠著。佐藤大輔原作。「皇国の守護者」というタイトルと表紙の絵から、ネトウヨに迎合した歴史漫画?と思ったら、ファンタジー設定だったのでビックリ。しかも、この漫画とても面白いのです。

皇国の守護者 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 (2) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 (2) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 (3) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

皇国の守護者 (3) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

お馴染みの「ファンタジー」世界というと中世のヨーロッパのイメージをベースに、ドラゴンやらエルフやら架空の設定を盛り込んだ物ですよね。この作品では日露戦争くらいの日本とロシアをベースに、幕末くらいの文明、そこに龍やらサーベルタイガーみたいな動物がいる・・・という架空の設定を盛り込んで作られたファンタジー世界が舞台になっています。個人的にはコレが結構新鮮。


内容は一言でいうと架空戦記モノってことになっちゃうんですが、戦術解説の薀蓄と、ファンタジー世界、そして魅力的に描かれるキャラクターのうまいバランスで成立していて飽きさせません。


皇国の守護者
http://annex.s-manga.net/koukoku/


この著者、ホントに漫画が巧いですね。過去の作品も読んでみたくなりました。あと、現在ウルトラジャンプにて連載中とのこと。続巻にも期待。