007/カジノ・ロワイヤル
マーティン・キャンベル監督。若々しい生身のアクションとドラマに力点をおいた作品。ジェームス・ボンド役にダニエル・クレイグを起用してシリーズ新境地の開拓に(あるいは原点回帰か)成功しています。娯楽作として大いに楽しめました。
ソニー・ピクチャーズ - 007/カジノ・ロワイヤル
http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/
特に良かったのが、タイトル(いつもの007とは一味違う)が明けてイキナリはじまる、爆弾製造テロリストのモロカ(セバスチャン・フォーカン)との「鬼ごっこ」アクションのシーン。鉄骨むき出しのマダガスカルの建設現場で、凄いスピードで走る飛ぶ走る飛ぶ。逃げるモロカの動きがYAMAKASI(ヤマカシ)みたいだなあと思ったら、彼が、あの飛んだりよじ登ったりするスポーツ(?)…パルクール(Parkour)の創始者なんだそうです。
一切の道具を使わず自らの肉体だけで障害を跳び越え、攀じ登り、またその上から飛び降りながら移動するフランスが起源の移動技術体系である。その性質上エクストリームスポーツに分類されることが多い。しかし、パルクールは「Art of movement(移動の芸術)」とも呼ばれ、エクストリームスポーツではないという考え方も存在する。また、スポーツや哲学などの幅広い側面を持っている。>