人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」

三井誠著。化石の発見や分析手法の進歩で、近年どんどん書き換わっていっている人類史の成果を読みやすくまとめた本。興味深く読みました。
過去には我々とは別系統の人類が多く存在していた・・・と知ったのが「ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史」という本を読んだ時。1999年刊の本で「500万年」だったのが、2005年刊では「700万年」と、人類史の長さ自体が大きく変わるほど、ダイナミックに進展しているジャンルなんですよね。面白いなあ。

人類進化の700万年 (講談社現代新書)

人類進化の700万年 (講談社現代新書)

最新の研究成果から見えてきた私たちのルーツ。今世紀に入ってから相次ぐ新発見で激変する人類史の世界。最古の人類からネアンデルタール人、現生人類の謎まで、驚きと興奮の一冊。

最近も「ホビット」ことフローレス人の話題など、盛り上がってますね。


ホビット」を追って - CNET Japan
http://japan.cnet.com/interview/biz/story/0,2000055955,20344159,00.htm