歴史をボンヤリと考える

事実としての歴史は実在しない、実在しているのは歴史観の方かも。などとボンヤリ考えています。
過去はもちろん存在すると思いますが(って当たり前だ)客観的で十分に詳細な記録なんてものはそもそも存在し得ない、つまり事実を記述した歴史というのは実在しないわけです。それに対して人間が「歴史」と呼ぶ情報は脳内に実在すると思うのです。そしてさまざまな歴史観という情報が、色々な国家や文化や伝統などの環境の中で、伝達され複製され分化し適応し・・・つまり進化してゆく「実体」はこちらの方なんじゃないかと。
ネットでの議論なんかを見て考えたり・・・まあボンヤリとです。