キース・エマーソン

キース・エマーソンが今年のゴジラ映画「ゴジラ FINAL WARS」の音楽監督をやるらしいです。
プログレプログレッシブ・ロックです)グループEL&PEmerson, Lake & Palmer)の中心人物だった超絶キーボーディストです。映画音楽では「幻魔大戦」という前科(やっつけ仕事臭かった)があるのが気にかかるけど往年のテンションの高い音楽を望みたいものです。
ちなみに彼の最高傑作はEL&P時代の「恐怖の頭脳改革」だと思います。演奏技術とサウンドが圧巻。今だによく聴きます。ジャケットはエイリアンのH・R・ギーガー。

恐怖の頭脳改革

恐怖の頭脳改革

EL&Pが面白いのは、プログレと言う重厚長大な音楽ジャンルに属し、実際重厚なサウンドを完成させているにもかかわらず、どこかしら「軽さ」を感じるところ。対照的に「深み」を感じるグループは私的にはキング・クリムゾンですね。
この「軽さ」が駄目な方もいると思いますが、私は結構好きなのです。こういう「軽さ」。このフィーリングが伝わるかなあ。他のジャンルで例えるなら


  エマーソン、レイク&パーマー←→キング・クリムゾン
アーノルド・シュワルツェネッガー←→シルベスター・スタローン
             小林旭←→石原裕次郎
            田原俊彦←→近藤真彦
           吉本新喜劇←→松竹新喜劇


てな感じなんですけどね。たとえが古く過ぎますね。すみません。