ゴジラ FINAL WARS 酷評 絶賛 大人の意見 地球最大の決戦

金子は卵や棚といったものが割れたり、倒れたりするショットを必ず挿入することで怪獣の恐怖感、大きさを表現しており、この何気ない繊細さに満ちた重要なショットを大河原孝夫手塚昌明北村龍平ができていたかということを考えても金子修介が突出している。

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金子修介監督の演出における力量についての話は私も同感。素人が言うのもなんですが、面白い面白くないという次元ではなくて、基礎的な能力に差があります。映画や作劇の基本をどれだけ実践できているかが、大きく違うのです。もちろん皆さんプロの映画監督ですから、基本は百も承知なのでしょうが。
結果として完成した映画だけを観る客の目から見ると、かなりの差があるように思いますね。手塚昌明監督の「戦国自衛隊1549」はそういう意味でかなり心配なんだよなあ。

「本当に終わらせるんだったら、徹底的に破壊しなくちゃダメですよ。 そこがまた、新しいスタートにもなるんだから」って。

映画関連文筆業、斉藤守彦さんのサイトです。この映画が立ち上がる前に、富山省吾プロデューサーに「破壊力のある、若い監督」を勧めたそうです(!)
この映画の評価自体は微妙。

酷評相次ぐ「GFW」(通の人はこう略すらしい)だが、吉田戦車は独自の観点から絶賛。なぜこの人はこうも子供の心で映画を見ることが出来るのか、非常に不思議だ。

ビッグコミックスペリオールの「戦車映画」という映画コラムで取り上げられているとの情報が。早速スペリオールを読んでみましたが
「まさにお祭りだ。」
と、子供心を爆発させておられた様子です。

これでゴジラは打ち止めなんだとか。ま、ゴジラの引退宣言も3度目ともなればもう誰も信用してないよね(笑)

大仁田厚みたいな・・・(笑)
大仁田でこじつけるなら、金子ゴジラ新生UWF的な「格闘」への原点回帰だとすると、今回の北村ゴジラは対極のFMW的な「見世物小屋」にあたると言えるかも(?)。