ニッポン放送の思い出
フジテレビとライブドアの件でニッポン放送を聴いていたころのことを思い出しました。
小学校高学年か中学生になりたての頃、最初に聴いたラジオの深夜放送が「オールナイトニッポン」でした。
よりによって、つボイノリオの最終回で「今日で最後だから大丈夫」とばかりに当時(今もなのか?)放送禁止の「金太の大冒険」なんかをかけまくっていたと記憶しています。
つボイノリオはこの時代はシモネタとナンセンスが売り物だったのかな。多才な人で、地元名古屋では昼夜問わず多くの番組をもっていて、プリンプリン物語の花のアナウンサー役では声優もやってたし、ゲームソフトの会社の経営もやっていたはずです。
そんなアナーキーで衝撃的なニッポン放送との出会い・・・その後ズブズブと習慣的に深夜放送を聴くようになりまして、一番熱心に聴いていたのは前にも書いたとおりタモリ(id:SIM:20040721)だったんですが、次いでよく聴いたのが笑福亭鶴光のオールナイトニッポンでした。
うぐいすだにミュージックホール2000 / 三十路坂 ~明日があるじゃない~
- アーティスト: 笑福亭鶴光,山本正之,Laugh & Peace,高畠じゅん子,南郷達也,田中美和子
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2000/02/23
- メディア: CD
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松竹芸能プロフィール→http://www.shochikugeino.co.jp/profile/rakugo/tsuruko1.html
Wikipediaで初めて知ったんですが「つるこう」ではなくて「つるこ」が正しいらしいです。(鶴瓶が「つるべ」なのと同じ)
この鶴光のオールナイトが、ひたすら下品でベタベタなシモネタオンパレードかつマンネリズム満載という代物だったのですが、それがまあ面白くて面白くて(笑)深夜番組としては珍しい長寿番組になり、まあニッポン放送の夜の看板という存在になったわけですね。
皆さんやはり印象深いのか食玩とかでも扱いが大きいですね。私も「わんばんこ!」「鶴光でおま!」とかフレーズが刻み込まれてしまっているもんなあ・・・。
ラジオのフィギュア(オールナイトが聞ける!)→http://www.takaratoys.co.jp/microworld/allnight/
ラジオ放送の入ったCDつきキャンディ→http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040419/bourbon.htm
で、この番組を作っていたプロデューサーこそが、先日フジテレビに株を割り当てる会見をやっていた亀渕昭信社長なんですね。
亀渕昭信 - Wikipedia
リンク先のWikipediaを見ると・・・この人の経歴は面白いですよ。(「鶴光と桂ざこば(当時は朝丸かな)を間違えた」って話は詳細を知りたくなりました。)プロデューサーでありながらパーソナリティとしても活躍してますし「カメとアンコー」というデュオで歌も出してます。
- アーティスト: 特殊企画,アルバート・ハモンド,斉藤安弘,荒木一郎,糸居五郎,バッキンガムズ,亀渕昭信,はしだのりひことシューベルツ,カメとアンコー,ロイヤル・フィルハーモニック・ポップス管弦楽団
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1991/12/12
- メディア: CD
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堀江社長は案外こんな既成概念を壊してハチャメチャな面白さを追求していたニッポン放送に、シンパシーを感じて株を買ったのかも知れないなあ・・・と思ったみたり。