人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (中)

スティーブン・ピンカー著。中巻を読み終わったところです。

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)

人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)

内容についての感想は下巻を読んでからにしようと思っているのですが一点だけ言及したい点があります。セックスをめぐる進化論的問題についての部分でいわゆるフリーセックスについて触れているのですが・・・

一九六〇年代から七〇年代にかけての一時期、人びとは男女が心理的障害や抑圧なしにセックスににいそしめるエロトピアを夢見た。

エロトピア!
これって原書でもerotopiaって書いているのかな?意訳でエロトピアは無いだろうし・・・ピンカーがエロトピアって書いてるんですよね。たぶん。
というか、これって一般名詞だったのか。しかも英語圏で通用する?
エロ漫画雑誌の名前としてしかこの言葉を聴いたことがなかったので、雑誌名のためだけの造語だとばかり思ってました。
エロスのユートピアでエロトピア・・・とはインパクトのある名前を考えたなあって感心してたのになあ(笑)