戦国自衛隊1549

心配したとおり（http://d.hatena.ne.jp/SIM/20040924/p2）トホホ感の漂う映画でした。自衛隊とか炎上する城とかの特撮スペクタクルは邦画としてはかなり豪華な部類だと思うし実際よく出来ているんですが、いかんせん映画としてはまるで面白くなかったですね。突っ込みどころ満載のトンデモ映画としても・・・中途半端で楽しめないので始末に悪いのです。今のところ本年のワースト。

戦国自衛隊1549公式サイト
http://www.sengoku1549.com/pc/

手塚昌明監督の演出は、なんと言うか「体温が低い」んですよね。ゴジラシリーズでも感じたんですが、絵コンテがまんま映像化されているような感じなんです。仏作って魂入れずというか・・・。過去の作品は思い出してみるに、どれもやっぱりドラマが寒かったなあ。

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ちょっとフォローを入れておくと手塚監督はずっと市川崑の助監督を勤めていた方で現場での人望が厚いらしいのです。スペクタクルシーンの撮影現場なんかをさばく突出した才能があるのかも知れません。
うーん千葉真一のハチャメチャだけど無闇矢鱈な熱さが懐かしくなってきたなあ。

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