目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

狩野博幸著。若冲の代表作「動植綵絵」全30幅の図版と解説。日本美術応援団を読んで(id:SIM:20050804)観たくなった若冲の絵。

目をみはる 伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション)

目をみはる 伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション)

ひとことで言うとカッコいい絵です。シャープで鮮やかで動きのある絵。デザインとして優れた構図。てなことを素人の私が言っててもあまり伝わらないかもかもしれませんが、気に入りました、若冲


どうも若冲って何年か前から若者の間でも結構人気になっているらしいですね。検索してみると若冲人気の仕掛け人のひとりとも言えるこの本の著者の記事を見つけました。この方京都国立博物館文化資料課長。「アート&オブスター・ウォーズ」もこの人の企画らしいです。


アサヒ・わいわい関西
http://asahi.wai2-kansai.com/art/2men_050216.html


若冲の作品がどこで観られるかなどとても詳しいのがこちらのサイトです。画像もあります。


ハマリごと--伊藤若冲
http://park5.wakwak.com/~birdy/jakuchu/index2.html


あと「動植綵絵」じゃあないのですがこの本に小さい図版で載っている101匹ワンちゃんならぬ「百犬図」という絵が可愛いです。子犬たちのコロコロ感が素晴らしいなあ。


百犬図 Kyoto National Museum
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/chinretsu/zyakutyu/z1.html