手段のためには目的を選ばない人のこととか

色々あった選挙が終わりました。壇上でポツーンとひとりで座って取材に答える憔悴しきった民主党岡田代表の顔が印象に残りました。もう少し自民と民主が拮抗する状態になって欲しかったのですが、やはり民主党ちょっとふがいなかったなあ。ところで当選した国民新党亀井静香議員が小泉純一郎首相を批判しています。


「手段選ばぬ」と首相批判/顔紅潮させ亀井静香氏−四国新聞社−香川県ニュース
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050912000048


コレを読んで思ったのですが、どちらかといいうと小泉さんって「手段のためには目的を選ばない」って感じの人に見えますよね。「目的のためには手段を選ばない」ではなくて。
「政治を動かすこと」そのものについては計り知れない情熱を持っていて、その手腕は天才的。でも具体的な政策そのものにはあまり興味がない、専門家が考えるべきこと位に思っている・・・そんな感じです。そういえば本人も自分のことを「政策の人でなく政局の人」だって語ってましたね。自覚しているのかもしれません。



私が「手段のためにはを目的を選ばない」というフレーズを初めて聞いたのは、アニメか漫画か覚えがないですが機動警察パトレイバー内海課長というキャラクターを形容した言葉だったと思います。内海課長は巨大企業の内部にいるイチ課長でありながら、組織を手玉にとって好き勝手をやらかすという痛快極まりない悪役(?)で、私の大好きなキャラクター。でも、最期はちょっと切ないんですが。