ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史

河合信和著。1999年刊行なので、ちょっと古いかなとも思ったのですが、学説史自体もこのジャンルの醍醐味だろうと思い直して手に取りました。

ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史 (文春新書)

ネアンデルタールと現代人―ヒトの500万年史 (文春新書)

あの「進化の挿絵」とともに、人類は猿人→原人→旧人→新人と進化した・・・と習った私と同世代のひとよ・・・その知識はもうとっくの昔に否定されてるみたいです。北京原人ネアンデルタール人も私たちの祖先じゃないとか、複数種の人類が共存してた時代があるとか、さらには最近はヒト科にチンパンジーやゴリラも含むとか・・・私がチェックしてなかったコトがたくさん書かれてました。実に興味深いので関連書を読んでみようと思います。