2006-01-01から1年間の記事一覧

地下鉄(メトロ)に乗って

篠原哲雄監督。仲が悪く縁まで切った父親の人生を、主人公がタイムスリップして垣間見るという物語。戦中から昭和39年までの過去の世界が断片的に描かれます。原作は未読ですが、楽しめました。 地下鉄(メトロ)に乗って http://www.metro-movie.jp/ ともか…

DEATH NOTE デスノート the Last name

金子修介監督。大ヒット漫画の実写映画2部作の完結編。原作既読の人間にとって意外な展開がありつつも物語の骨を変えないコンパクトなアレンジの脚本。適度な軽さが心地よい娯楽作で、楽しめました。 DEATH NOTE -デスノート- http://wwws.warnerbros.co.jp/…

父親たちの星条旗

クリント・イーストウッド監督。骨太な戦争映画で、映画を観た充実感がずっしりと残ります。色んな意味でイーストウッド以外には、この映画は撮れないだろうなあ。 父親たちの星条旗 | 硫黄島からの手紙 http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/ エン…

レディ・イン・ザ・ウォーター

M・ナイト・シャマラン監督。シャマラン流の現代ファンタジー。ちょうど「サイン」からSFやホラーなどのジャンル映画風味を取り去った感じ。独特な味わいの映画になっています。 で、感想・・・言葉にするのが難しいのですが、心を揺さぶられる映画でした。白状…

スネーク・フライト

デヴィッド・R・エリス監督。旅客機が毒蛇だらけで大パニック!という荒唐無稽な映画なんですが、映画館と飛行機の座席が状況的に似ているせいか、観ている内に映画館の中を蛇が這いずり回っているような気がしてくるから不思議です。洒落のきいた映画で楽し…

16ブロック

リチャード・ドナー監督。ブルース・ウィリス主演の刑事アクションです・・・というと「ダイ・ハード」シリーズを思い浮かべますが、これは老刑事を主人公にした物語で火薬の量は若干控えめ。しかしガッチリ良く出来た娯楽作品で楽しめました。 16ブロック http…

のだめカンタービレ #16

二ノ宮知子著。千秋がオーケストラのリハーサルを重ねる話。カバーの作者コメントに二度とこういう話を書くことは無い・・・とあったので最終話への目処が立っているのかなとも思ったり。のだめカンタービレ(16) (KC KISS)作者: 二ノ宮知子出版社/メーカー: 講…

インド、カレーの旅―本場の味を求めて、インドカレーめぐり

ミラ・メータ著。広い国土を持つインドの地域性に焦点を当てたレシピ集。多くの日本人がイメージする「カレー」とは違って、実際には気候や宗教などから非常に多様な料理が存在することを実感できるレシピ本です。しかも美味しそう。インド、カレーの旅―本場…

太陽

アレクサンドル・ソクーロフ監督。敗戦直前から人間宣言までの昭和天皇を、その苦悩に焦点を当てつつ、淡々と・・・しかしユーモラスに(ほとんどコントみたいなシーンもある)描いています。楽しめました。 太陽 The Sun http://taiyo-movie.com/ ソクーロフ監…

ワールド・トレード・センター

オリバー・ストーン監督。ニコラス・ケイジ主演の超豪華版「九死に一生スペシャル」という印象。私は特別「九死に一生・・・」ファンではないので、あまり楽しめなかったです。 ワールド・トレード・センター http://www.wtc-movie.jp/top.html 思い返してみる…

10分でできる南インド料理―インド大使館秘伝珠玉のカレーレシピ60

ベーガム・アクタル(Begum Akhtar)著。なぜ「インド大使館秘伝」なのかというと、これを食べさせればどんな外交問題も解決するという代々大使館に伝わる魔法のカレーがある・・・とかでは勿論なくて、著者が日本駐在インド外交官の奥さんだから。見開き2ペー…

ケンタロウの島ごはん

ケンタロウ著。主に石垣島に取材したお店や料理の紹介エッセイと、島にあう料理のレシピ集。ケンタロウの本だけあって写真がいいです。よだれ本即認定。ラフテー、ゴーヤーチャンプルー、沖縄てんぷら、ヒラヤーチなどの沖縄郷土料理には特にそそられます。…

最近の少年ジャンプ

細君のために毎週買っていて、帰り道にパラパラとめくっています。いくつかの漫画しか読んでいないのですが、その数少ない読んでる漫画が連載終了になる・・・という確率が、なんか非常に高いのです。思い出せる範囲では、一番のお気に入りだった、森田まさのり…

NANA 16

矢沢あい著。徐々にナナの出生の秘密が明かされて行く巻。相変わらず楽しめるんですが、巻を追うごとに物語の展開がゆっくりになっていっている気がします。まあ、人気連載漫画の宿命かもしれません。そろそろ何巻かまとめて読むようにしようかなあ。Nana (1…

天津カレー

大阪北浜オフィス街の大衆中華料理店「龍門」で天津カレーを食べました。数日前からムショウに食べたくなって行ったのですが、これが実に数年ぶり。変わらぬ美味さとボリュームがうれしかったです。 「天津カレー」とはカレーチャーハンの上に、分厚いトロト…

週刊ファイト(ひとまず)最終号

あっけなく休刊したなあ・・・という印象。来週からキオスクに、これが並んでいないのか・・・と思うと不思議な感じです。 ファイトのI編集長こと井上義啓氏のユニークな思想が、プロレスとその周辺のサブカルチャーに与えた影響は計り知れないものがあるはず。ま…

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

ジャスティン・リン監督。正直なところ全く期待せずに見に行ったのですが、意外に楽しめる作品でした。(あとで感想を追記予定) ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT http://www.wx3.jp/top.html

宮崎駿の世界―クリエイターズファイル

「ハウルの動く城」公開時に出たムック本。宮崎駿とスタジオジブリについて、歯に衣着せぬ・・・とまではいかないものの、新人潰しとかネガティブな部分にも触れているところが興味深いです。宮崎駿の世界―クリエイターズファイル (バンブームック)出版社/メー…

Daikaiju / Daikaiju

サーフロックをつまみ食いしていたら、ひと際琴線に触れる曲を発見。インストゥルメンタルのロックで、パンク風味の性急なサウンドで、しかもグループ名が「大怪獣」という・・・私の急所を正確についてくるグループです。衝動的にCDを購入してしまいました。Da…

科学する麻雀

とつげき東北著。麻雀の技術について統計学的なアプローチで分析した本。東風荘などのオンライン麻雀がポピュラーになり、膨大な量の牌譜をデータとして記録できるようになったので、こうしたアプローチが可能になったんでしょうね。私は麻雀も数学も弱いた…

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

小中和哉監督。入ってみたらほぼ満員。ここまで混んでる劇場で観たのは、今年初めてですね。その観客の半数が子供、しかも低学年から幼稚園児くらいの男児が中心。ウチには女の子しかいないので、おっさんひとりで観にいきました。 ウルトラマンメビウス&ウ…

誰も知らない野生のパンダ

小林達彦著。中国の秦嶺山脈で野生のパンダを観察したNHKディレクターによる取材記。生物学的な話が少なめなのと、自然保護について何となく奥歯にものの挟まったような言説があるのが、気になるのですが、パンダの猛々しい野生についての記述は、実際に目撃…

X-MEN ファイナル・ディシジョン

ブレット・ラトナー監督。アメコミ原作のSFアクション大作。キッチリ面白く作られていて楽しめました。 設定上スーパーヒーロー級の能力を持った登場人物がわんさか出てくるわけで、しかも3作目で一応の(?)完結編ともなれば、各キャラクターの色んなドラ…

日本の「戦争力」

小川和久、坂本衛著。 日本の「戦争力」作者: 小川和久出版社/メーカー: アスコム発売日: 2005/11/21メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (22件) を見る 日本には、国際社会を生き抜いていくための十分な「戦争力」が備わっており、平和裡…

ムルギーランチ

本日は東京へ出張。以前のエントリで皆さんに勧めていただいたムルギーランチを食べに、ナイルレストランへ行きました。お昼の開店直後に入ったのですが、5分も経たないうちに店内は満員。流石は人気の老舗です。 で、ムルギーランチですが・・・ンマーイ! …

週刊ファイト休刊

プロレス専門紙の週刊ファイトが9月いっぱいで休刊だそうです。gryphonさんの見えない道場本舗で知りました。毎週のように買っていたのは僅かな期間だったですし、急に愛読者ぶるつもりは無いのですが、当たり前にあった物がなくなる寂しさを感じてしまいま…