SUBWAY LOVE
荒木経惟著。地下鉄の社内で人の顔を10年近く撮り続けた人がいたとは驚きだなあ・・・と思ったら、なんとアラーキーでした。会社員時代に撮ったものだそうです。車内の音や匂いが伝わってきそうな面白い写真が満載です。
- 作者: 荒木経惟
- 出版社/メーカー: アイビーシーパブリッシング
- 発売日: 2005/09
- メディア: ペーパーバック
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1963年から72年にかけて、アラーキーが通勤の地下鉄車内で撮影した200点を超えるモノクロ写真を収録。
電車の中ってとても近い距離に大勢の人がいるのに、コミュニケーションはとらないという不思議な空間ですよね。みんな話さないし、目もあわせないです。(みんなで見つめ合う車両って・・・乗りたくないもんなあ)そんなせいか、何か映画の一場面のように人々が見えることがあるのです。そういえば、車内の出来事についてエントリを書いたこともありました。
ところで今、地下鉄内でこっそり撮影してたらあっという間に捕まりますよね、たぶん・・・と思ってたらアラーキーも交番まで連れて行かれたと書いてあった・・・。