猿飛佐助

杉浦茂著。「コロッケ五えんのすけ」というの名前をはじめて聞いたのは、とり・みきの漫画だったでしょうか。以来気になってはいたものの、杉浦茂の漫画をちゃんと読んだのは今回が初めて。正直最初は読み進むのが辛かったのですが、だんだん独特の世界に慣れてきて、愉快になってきます。「うどんこプップのすけ」とか、やっぱり楽しいなあ。

猿飛佐助 (ちくま文庫)

猿飛佐助 (ちくま文庫)

究極のレトロ、杉浦茂漫画の代表作。昭和28〜31年に書かれたものだが、その徹底した馬鹿ばかしさとおもしろさで、今も多くのファンを魅きつけている。昭和28年刊行の『猿飛佐助』と、昭和31年刊行の『続・猿飛佐助』(ともに集英社)より構成。
解説 サエキけんぞう